tosh!zumi: júlí 2008アーカイブ

金属は水に触れると化学反応を起こして水酸化物を形成し、これが脱水によって酸化物となります。たとえば、鉄Feが常温常圧で水と反応すると、水酸化鉄(II)Fe(OH)2を形成し、これが脱水することで酸化鉄(II)FeOが形成されます。

Fe + 2H2O → Fe(OH)2 + H2 → FeO + H2O + H2

これは「赤サビ」と呼ばれるもので、日常経験でも感じられるように、この反応はかなり緩やかな反応です。


 ヒトを含めて、地球上で確認されている生命体の体組織には必ず、このような金属が用いられています。たとえば、上記のFe(鉄)は、その酸化還元反応によって、われわれの赤い血液を形成しているヘモグロビンの酸素輸送能力の中核となっています。また、われわれの体液は海水と同じ成分、つまり塩化ナトリウム(NaCl)や塩化カリウム(KCl)といった電解質を含んでおり、液中に塩化物イオンCl-やNa+、K+といった金属イオンとして遊泳しています。

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